トゥインゴ | 純正シフトノブ革の張り替えとステッチカラーの縫い替え
![トゥインゴの純正シフトノブ](https://tsu-milknet.link/wp-content/uploads/2019/12/twingo_shiftknob_001.jpg)
津ミルクネットの向江です。
ルノートゥインゴのシフトノブの革を張り替えました。
トゥインゴ用シフトブーツをお買い求め頂いたお客様より
純正シフトノブも同じ色のステッチにできない?
と無理に懇願され・・・(^▽^;)
レザーの張り替えというか、
ステッチの縫い替えですね。
そんなわけで。
手順を紹介します。
![純正シフトノブのステッチを切る](https://tsu-milknet.link/wp-content/uploads/2019/12/twingo_shiftknob_004.jpg)
ステッチを縫い直すには、
シフトノブを分解しレザーを剥がす必要があります。
シフトノブを分解する前に
レザーに傷がつくといけないので、
先にステッチを切りレザーを剥がしておきます。
![レザーを剥がす](https://tsu-milknet.link/wp-content/uploads/2019/12/twingo_shiftknob_005.jpg)
ステッチを切り取ったら、
上からレザーをめくりペロンと剥がします。
粘着力の弱い接着剤を使用しているので、
簡単に剥がれました。
![トゥインゴ純正シフトノブ分解後](https://tsu-milknet.link/wp-content/uploads/2019/12/twingo_shiftknob_006.jpg)
合皮かと思っていたら、
なんと!本革を使用していました。
剥がしたレザーは再利用するので、
糸くずはピンセットで完全に取り除いて下さい。
![シフトノブを分解](https://tsu-milknet.link/wp-content/uploads/2019/12/twingo_shiftknob_007.jpg)
次にシフトノブを分解、
ボタン部分を外すのですが・・・
これが思いのほか手こずりました。
破損してはいけないと思い、
慎重に作業していたのですが、
構造がわからずなかなか外れない。
![ボタンが外れる](https://tsu-milknet.link/wp-content/uploads/2019/12/twingo_shiftknob_008.jpg)
らちが明かないので、
思い切って力を込めたら、
バキバキバキと外れました。
ガッツリ爪が掛かっているので、
やや強引さが必要です
破損覚悟の思い切りの良さ(笑)
画像ではマイナスドライバーをそのまま差し込んでいますが、
実際は傷防止にドライバーの先に本革の端切れを巻いて作業しています。
![レザーを貼りステッチを縫う](https://tsu-milknet.link/wp-content/uploads/2019/12/twingo_shiftknob_009.jpg)
あとは剥がしたレザーを
シフトノブに仮止めしステッチを縫い、
ボタンを元に戻せば完成です。
肝心のレザーを貼る工程と
ステッチを縫う工程の画像ですが、
作業に夢中で撮るのを忘れてました(^▽^;)
![完成](https://tsu-milknet.link/wp-content/uploads/2019/12/twingo_shiftknob_010.jpg)
純正シフトノブでも
カラーステッチにするだけで
ワンオフ品に早変わりですね。
シフトブーツとサイドブレーキカバーのステッチと同色の糸を使用することで、一体感が出てお洒落です。
ルノートゥインゴ乗りの皆様!
作業時間も30~60分ほどなので、
ぜひ、やってみてください。
![ルノートゥインゴ用シフトブーツ](https://tsu-milknet.link/wp-content/uploads/2019/07/salespage_004.png)