ソリオのCVT | 走行距離10万キロ越えでも無償修理

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ソリオのCVTを無償修理

津ミルクネットの向江です。
ソリオのCVTを無償修理してもらいます。

当店の営業車のソリオ(DBA-MA15S)ですが、
新車で購入してからずーっとCVTに違和感を感じていました。

CVTはこんなものなのかな?と放置していた(^▽^;)

異音があるわけではないのですが、
ふとアクセルを踏み込んでも、
リミッターが効いてるような感じで加速しない時がある。

F1の速度制限されたピットレーンで、
コンピュータ制御され加速できないような?
余計分かりづらい?(^^;

峠道

特に峠道の登板時はひどい感じで、
コーナー手間で減速してからの急激な加速で
アクセルを踏み込むとグォーングォーングォーンと
スロットルを開けても繰り返し戻されるような感じでトルクが乗ってこないような現象です。

アクセルを一度戻し、
踏み直すと元に戻るのでそのまま乗っていました。

その現象をたまたま、
他のスズキ車のオーナーさんに話すと、
「それ無償で修理してもらえるよ!」と・・・

マジでか!

スズキのホームページを確認すると、
リコールは掛かっていないけど、
無段変速機(CVT)の保証期間延長のお知らせが掲載されていました。

ソリオ保証対象車台番号

保証対象車両の車台番号を
私の車検証と照らし合わせて見ると・・・

ソリオの車検証で車台番号確認

しっかり当てはまってる!
おそらく同型(MA15S)のソリオ全部じゃないかな?
※スイフト、スプラッシュも対象です。

欠陥の内容をスズキのサイトより引用すると下記の通りです。

内容
CVTの油圧制御機構(コントロールバルブボディ)において、カーブが連続している登坂路を走行する時のアクセル操作のように、開度変化が大きく且つ、素早いアクセルの開閉を頻繁に繰りかえすような運転を行うと、内部の油圧調整部に摩耗が生じることがあります。摩耗が進行すると、作動油圧が低下し、その場合、CVT内部のベルトが滑らないようにエンジントルクを一時的に制限するため、発進時にアクセルを踏んでもエンジントルクが立ち上がるまでに、遅れが生じることがあります。
この事象が発生した場合、コントロールバルブボディの保証期間を延長して、無償修理をいたします。
【従来の保証期間】
新車を登録した日から
5年間ただし走行距離10万kmまで

【変更後の保証期間】
新車を登録した日から10年間

https://www.suzuki.co.jp/recall/car/2016/1117a/
走行距離10万km越え

走行距離
10万km越え

従来の保証期間は5年間(走行距離10万キロ)ですが、
なんと倍の10年間に延長されています。

おまけに走行距離の制限が無くなってる!
なかなかない保証内容ですよね・・・
それでもリコール対象にならない(・・;)

街乗りしかしない人は、
この不具合が出ないので大丈夫ということ?
保証に気付かずに乗り換えている人も多いと思います。

コントロールバルブボディ

本当に走行距離10万キロを超えていても
保証してくれるのかな?と思いつつ
スズキのディーラーに行くと・・・

症状を伝え・・・
えっ!それでいいの?と思うほど、
すんなりと受け付けてくれました。

コントロールバルブユニットの交換との事ですが、
おそらくCVTオイルも交換せざる得ないのかな?
ある意味ラッキー?あと3年は乗れるな(笑)
本当の話、買い替えを検討していたので・・・

今月末に修理の予約してあるので、
経過もこちらのブログで紹介したいと思います。

ディーラーに無償修理の依頼をする時は、
CVTの症状を詳しく伝えるとともに、
ホームページの保証を見たと一言加えた方が話が早いと思います。
その場で故障が確認されないと、
しばらく様子見ましょうと言われることが多いので・・・

ソリオだけでなく、
スイフト、スプラッシュも同様に保証対象になっているので、
不具合を感じている方の参考になれば幸いです。

ソリオCVT保証修理完了

【追記2019年8月31日】
今日の午前9時半に修理に出し、
午後3時半に修理完了しました。

オイルパンの中にバルブボディがあるらしく、
外から見ても新品のパーツは確認できませんが、
オイルパンを留めるネジ山に
外した痕跡を確認することができます。

整備士の方から「まるっと交換しました。」と聞いて・・・
10万キロを超えたソリオが生き返った気がして嬉しくなりますね。

つい好奇心で・・・
アクセルのオンオフを繰り返してみましたが、
全く問題なし(^-^)ok

あっ!もちろん保証修理なので無料でした。

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